ふくやま美術館で、迷路絵本展を体験してきました!

やって来たのは「ふくやま美術館」。現在「ようこそ!遊んで学べる絵本の世界へ! 迷路絵本 香川元太郎の世界展」​が開催中。担当学芸員の筒井さんに、会場を案内していただきました。

まず入ったのは、絵本作家・香川元太郎さんの作品世界に入り込める、巨大な迷路絵のゾーンです(上から見ると大きさがわかりますかね?)

シリーズ累計300万部を発行した「迷路絵本」に掲載されている作品が、大きなタペストリーに印刷されています。大きく引き延ばしても絵の繊細さが伝わり、見応えじゅうぶん!

このゾーンにある迷路絵は、触ってもOK! 迷路の世界に迷い込んだ気分で、指でなぞりながらゴールを目指してみて。途中にある隠し絵を探してみるのも楽しいです。子どもも大人も夢中になっていましたよ~。

絵をよーく見ると、所々に紙でできた立体絵が! これは、ワークショップで子どもたちが作ったもの。迷路絵の中にたくさん隠れています。

巨大な迷路絵でたっぷり遊んだ後は、「迷路絵本」ゾーンで原画を堪能あれ。原画だからこその色鮮やかさ、タッチの細やかさ、そして作家のアイデアの豊富さに、驚かされます。

迷路絵本に続いて「城郭」ゾーンへ。歴史考証イラストレーターとしても、歴史の教科書や資料集などに作品を描いている香川さん。全国各地の名城、山城、城下町が、精緻に描かれています。

この特別展のために描かれた新作「福山城」も必見! 資料を元に描かれた城と城下町を見ていると「江戸時代の福山、見てみたかったな~」と思わずつぶやき。見応えたっぷりです。

ミュージアムショップにもぜひ立ち寄りたい! 気に入った作品が掲載されている絵本を購入すれば、自宅でもじっくり楽しめますね。絵はがきも可愛かったです。

作品鑑賞を楽しんだら、館内にある『アサヒ喫茶』へもぜひ。特別展の世界をイメージしたコラボメニューが登場しています。夏の海みたいな「マリンブルーゼリー」に、キュンときます♡

開館35周年記念特別展1 「ようこそ!遊んで学べる絵本の世界へ! 迷路絵本 香川元太郎の世界展」

日時:開催中~9/18(月・祝)9:30~17:00 ※9/8(金)、9(土)、15(金)、16(土)は19:00まで開館
休館日:月 ※8/14(月)は開館開館時間
料金:一般1,000円(800円) 高校生以下無料
*( )内は前売りまたは有料20名以上の団体料金