＜1月号特集＞魚料理がおいしい店 ―Wink Mate Pick Up―

広島県内には魚料理がおいしい店がいっぱい！ さまざまな店に足を運ぶグルメな外部編集部・Wink Mateの皆さんに、特におすすめしたい１軒をピックアップしてもらいました♪

1.石まつ 三代目

店主が振る舞う逸品と地酒を堪能

「和食と日本酒のおいしさを伝えたい」との思いで、三代目店主・吉田さんが腕を振るう一軒。旬のお造りをはじめ、天然の太刀魚やブリカマの塩焼き、カワハギの煮付けなど、季節の魚料理をスタンバイ。野菜は地元農家の直売所から調達し、丁寧にとった出汁を生かした逸品に仕上げている。

和食に合わせる日本酒は、全国各地から50種ほどラインアップ。日本酒ソムリエの資格を持つ店主が厳選したメニューには、レアな銘柄や季節限定酒も登場するので要チェックだ。こだわりの器に盛り付けられた繊細な品々と酒のペアリングをお楽しみあれ。

2.食事処 おてび

港町の大衆食堂で〝おふくろの味〟を

昔ながらの漁師町・鞆の浦にある食事処。店の看板メニュー「おてび定食」では、鞆の漁師が毎朝届けてくれるという鮮魚の刺身と、カウンターにずらりと並んだ約10種類のおばんざいが味わえる。

おばんざいの定番として登場する小魚の酢漬けは、一夜干ししたアジやキスを素揚げしたのち、『尾道造酢』で作られた甘めの酢に漬けている。素朴な味わいの中に凝縮された魚のうま味が感じられるひと品だ。このほか、地元産の野菜で作る煮物といった優しい味わいの家庭料理に、体も心も満たされるはず。

3.魚食堂たわら

新鮮な魚料理の数々を自分好みの定食で

明治時代から続く魚屋直営の、セルフサービス式食堂。店主自ら市場に出向いて目利きしたうえで、新鮮かつ旬な魚介類を買い付けている。昆布締めにしてうま味を凝縮させたり、炙って魚の脂の甘みを引き出したり、素材によって調理法にもこだわりながら、海鮮丼をはじめ、焼き魚や煮魚など多くのメニューを用意。

カウンターにそろうのは、約30種類もの小鉢・おかず。刺身は5～6種類ほどが並び、入荷状況によっては希少な魚がリーズナブルな価格で登場することも。その日の気分で好みの料理をセレクトし、自分だけのオリジナル定食を楽しもう。

4.こめどこ食堂

塩麹でうま味が増した地魚を満喫

〝お米と発酵〟をテーマにしたこちら。尾道産の魚介、広島県産の野菜、瀬戸田産レモンといった地元の食材を中心に使い、みそや麹などの発酵調味料と組み合わせた料理を提供している。

昼はメインが5種類から選べる定食を用意。メインのひとつ「魚の塩麹オイル蒸し焼き」は、仕入れによって内容が替わる魚を塩麹でマリネすることで、臭みをとってうま味を引き出し、しっとりとした食感に。下味のガーリックオイルと仕上げの香草パン粉の香りに食欲がかき立てられる！ カルパッチョや土鍋の炊き込みご飯などで地魚を存分に堪能できる夜のコースもおすすめだ。

5.彩々たなか

築地直送の天然マグロが味わえる！

「築地の味を広島で楽しんでほしい」とオープンしたこちらでは、開店当初と変わらず築地から天然マグロを直接仕入れ。〝はえ縄漁法〟で漁獲されたものを、カマトロや漬け、ごま鉄火、ねぎとろなどさまざまな丼として提供する。

鮮度の高い状態で急速冷凍されたもののみを使用しているため、見た目が美しく、天然マグロ本来のうま味や甘み、風味をダイレクトに感じられる。良心的な価格帯も、築地直送のこの店だからこそ。新鮮かつ天然ゆえのおいしさを、是非舌で確かめて。

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