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【イベントレポ】『DENIM EXPO 2025』会場レポート
「国産デニムの生産量日本一」を誇る、福山市。有名ファストファッションや、名だたるハイブランドのデニム製品が、福山メイドの生地から作られているんです! そんなわが町の産業・デニムについて、バイヤーやデザイナーなどのアパレル関係者にもっと深く知ってもらうための展示会が、11月7日(金)に開催。会場の様子をレポートします。
DENIM EXPO 2025
『DENIM EXPO 2025』を主催したのは、備後のデニム関連事業者が企業の垣根を越えて集まったプロジェクト『デニムのイトグチ』。当日は30社約40名のアパレル関係者が参加。地元だけでなく、東京や大阪から訪れたという人も。まずは各社の工場見学ツアーに参加した後、『iti SETOUCHI(福山市西町)』の会場へ移動。『iti SETOUCHI』の展示会場には、『カイハラ株式会社』『合資会社橘高兄弟商会』『坂本デニム株式会社』『篠原テキスタイル株式会社』『中国紡織株式会社』のブースが登場し、各社が持つ高い生産技術や、素材としての魅力が紹介されていました。
『デニムのイトグチ』のイベント担当・山本さんは、「福山市には、紡績・染色・織布など、デニム生地づくりのすべての生産工程が集積しています。だから、1社では対応できないことも、複数社の技術を掛け合わせれば実現できることがあります」と語ってくれました。つまり、地域のメーカーが互いに高め合い協力し合うことで、〈福山デニム〉全体の信頼度やブランド力を上げていくことが重要、ということ。このイベントを通して、福山のデニム産業が持つ強みや可能性を知ることができ、わが町がますます誇らしく思えました。
福山市では、デニムに親しむ人が増えるようにと、毎年11月を「デニム着用月間」としています。この機にぜひデニムアイテムを身に着けて、秋のおでかけを楽しんではいかが?
INFORMATION
DENIM EXPO 2025
- 日時
- 11月7日(金)
- 料金
- 無料
- 会場
- iti SETOUCHI(福山市西町1-1-1)
- 問合せ
- デニムのイトグチ
- 関連サイト
- 広報ふくやま2025年11月号
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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