薬湯が湧く里山リゾートで日頃の疲れを癒やすプチ贅沢《雲南／春たび案内》

国民宿舎 清嵐荘

斐伊川の中流に湧く出雲湯村温泉は、出雲國風土記にも記されるほど長い歴史を持つ薬湯だ。令和元年にリニューアルをした清嵐荘では、四季折々の風景や川のせせらぎ、山峡の佇まいをすぐそばに感じながら、心身をひたすらに癒やすことができる。奥出雲の伝統を受け継ぐ優良牛〈奥出雲和牛〉の陶板焼きなど、食の愉しみもお忘れなく。今年の２月からランチ営業もスタートしたので、付近の桜観賞と合わせての日帰り旅もぜひ。

広くて開放感のある部屋からは、のどかな里山ビューを堪能。

天平5年に編纂された出雲國風土記に「あまねく知られた薬湯」と紹介された、1300年の歴史ある温泉。無色無臭のアルカリ性単純泉低緩和温泉で、冷え性改善などが期待される。大浴場のほか、貸し切りの家族風呂もあり。