冬ならではの風景を求めて島根へ《島根／冬たび案内2021》

冬の絶景4スポット

日本遺産の津和野も雪化粧
冬ならではの景色を求めて

城下町の趣が残る日本遺産・津和野。
鮮やかな朱色に目を奪われる『太皷谷稲成神社』や西洋ゴシック建築の『津和野カトリック教会』などの歴史ある建物はこの季節、雪化粧でいっそう荘厳な雰囲気を醸し出す。
そのほかにも黒い外観に白い雪が映える『松江城』を周遊する遊覧船や日本庭園『由志園』のイルミネーション、満天の星空が広がる『三瓶温泉』など、冬ならではの絶景をお目当てに島根へ出かけよう。

《津和野》日本五大稲荷に西洋建築 白銀に包まれる小京都

日本五大稲荷のひとつに数えられる『太皷谷稲成神社（たいこだにいなりじんじゃ）』は、白銀の世界に浮かぶ朱色の境内や千本鳥居が圧巻！
雪が降る古い町並みにドラマチックな存在感を放つ『津和野カトリック教会』も必見。

1773年に津和野藩七代藩主・亀井矩貞が創建。
願望成就・商売繁盛・開運厄除の神として信仰を集める。
純白の雪に覆われた真っ赤な本殿が暗闇に浮かび上がる夜景も見事。

1931年に建てられた教会。
ゴシック建築に雪が降り積もる様子は映画のワンシーンのよう。

城下町の散策中に立ち寄りたいお米屋さん、鯉の米屋『吉永米店』。
中庭の池には色とりどりの鯉が群れをなす。

日本遺産に認定されている津和野の町並み。
なまこ塀と錦鯉が泳ぐ掘割が続く殿町通りには、藩校養老館跡や郡庁跡などの史跡が多数。

津和野で楽しみたいグルメ

歴史ある町・津和野には、独自の食文化が脈々と受け継がれている。
銘菓にお茶、郷土料理をぜひ味わって。

源氏巻

津和野みやげとして親しまれている銘菓

きつね色に焼かれた薄いカステラ生地で口どけなめらかなこし餡を巻いた、江戸時代から続く地元の銘菓。

ざら茶

江戸時代から愛されるノンカフェイン健康茶

津和野の人々に愛飲されてきた、マメ科の植物カワラケツメイを使ったノンカフェインの健康茶。おやすみ前のリラックスタイムにおすすめ。

うずめ飯

日本五大名飯にも選ばれた津和野の郷土料理

質素倹約をすすめる津和野藩主の目を気にして、具をうずめたことが由来の一つ。ご飯の下には人参や椎茸などの具があり、薬味をのせ、すまし汁をかけて食べる。

《松江》こたつ船から愛でる白い雪と黒い城の対比

雪景色に包まれる
松江城・堀川遊覧船

漆黒の国宝「松江城天守」が真っ白な雪に覆われ、いつもと違う表情に。
最上階からは宍道湖や松江の街が一望できる。

また城の堀を周遊する堀川遊覧船は、冬期限定のこたつ船で運行。
水上から雪景色を楽しんで。

《大根島》１３０万球の光に彩られた幻想的な日本庭園を散策

山陰最大級のライトアップ
由志園（ゆうしえん）イルミネーション

牡丹の花と高麗人参で有名な大根島にある、本格的な日本庭園『由志園』。
12／1（水）～26（日）まで、クリスマスイルミネーションを開催する。
約130万球のライトを使い、7つの演出で彩る和×光の世界にうっとり。

《大田》露天風呂の上に広がる天然プラネタリウム

満天の星空を眺める
三瓶温泉（さんべおんせん）

三瓶山の麓から湧き出る三瓶温泉は、古くから湯治場として親しまれてきた。
種類豊富な露天風呂では、保温と保湿に優れる塩化物泉の美肌の湯に浸かりながらパノラマビューの夜空を見ることができる。

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