はじめまして! 日本本土の西の端っこから、『ながさきプレス』の中島です。
「長崎での暮らしをより豊かに楽しく」をコンセプトに、グルメやおでかけの情報を詰め込んだタウン情報誌を毎月発行しています。
皆さんが持つ長崎県のイメージといえば、「修学旅行で行った」とか「歴史の教科書でよく出てくる地名」などでしょうか。
実は大阪出身の私も、そんな感じの印象しかありませんでした。
私自身は修学旅行は別の地域だったので、「えーと・・・出島とかあるところ、ですよね・・・?」くらいの。
縁あってこちらに移住したわけですが、そんな長崎素人だった私が「長崎いいね!」と思ったポイントをご紹介します。
■魚がうまい
幼いころから魚が苦手だったのですが、長崎に来てからそのおいしさに目覚めました
。
「そうか、今までは魚のおいしさを知らなかっただけなんだ・・・・・・」と。
では、なぜおいしいのか?
地図を見ると分かる通り、長崎は三方を海に囲まれ、全国の約12%の海岸線を有するのだそう!
対馬暖流や複雑な海岸、海底の地形が全国屈指の好漁場を生み出し、水揚げされる魚種は全国一なんですよ。
たしかにスーパーでは見たことない魚がたくさん。もう水族館気分。
近海で獲れた魚を、新鮮なうちにいただける喜びったらもう。しかもお安いんです。
今では、昔は苦手だった干物から刺身まで、どんとこいです。
■異国情緒ある街並み
鎖国下においても、日本で唯一海外との交易の窓口があった長崎。
それゆえ、西洋や中国などの影響を受けた独特な文化を育んできました。
日本の「和」、中国の「華」、オランダの「蘭」が融合した長崎独自の文化を表す「和華蘭(わからん)文化」という言葉があるくらいです。
長崎市の中でも、グラバー園などの旧外国人居留地や長崎新地中華街、神社やお寺が歩いて行ける距離にぎゅっと密集していて、教会・寺・神社が接する「祈りの三角ゾーン」と呼ばれる珍しい場所も。
長崎市中心部は路面電車を使ったり、歩いてでも巡れるコンパクトシティー。
ぜひじっくりとさるいて(長崎弁で「歩いて」)みることをおすすめします!
――まだまだ魅力はたくさんあるのですが、今回はざっくり2つのポイントに絞ってお伝えしました。
この街角リレーエッセイで、
引き続き長崎のことを皆さんに知っていただけたらと思います。
写真/金氣太郎
お次は、広島にバトンをつなぎます。
原稿を書いていたらおなかが空いてきたので、「広島のおいしいもの」教えてください!
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎 ながさきプレス
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