連載
〈街角リレーエッセイ〉お笑いの聖地!? 実はガラパゴス!?
関西のすてきをおとどけするウエブ・SAVVY.jpの竹村です。
全国のローカルメディアがエッセイを交換するこの企画。
大阪からお届けします。
〈街角リレーエッセイ〉系統からひも解くお好み焼きの個性
広島のタウン情報メディア「Wink」の沖本です。 全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。 長崎『ながさきプレス』の中島さんから 「お好み焼きの実は…」 というテーマでバトンを受け取りました。
エッセイテーマ:お笑い文化の実は……
さて、回ってきましたバトンは
「お笑い文化の実は……」です。
大阪と言えば「お笑いの聖地」のイメージですよね。
おそらくは、吉本興業の本社とNGK(なんばグランド花月)があるからだとは思いますが。
大阪というか関西圏では、
「土曜のお昼は、『吉本新喜劇』をテレビで見ながら、お好み焼きか焼きそば」
が幼少期のエピソードとして語られることが多いです。
もちろんそうじゃなかった家庭もあるでしょうが、わりとよく聞く話ではあります。
お笑いと粉もんのコラボレーション。
まさに大阪のイメージどんずばって感じですよね。
ちなみに、意外とNGKに新喜劇を観に行ったことがある大阪人は少ないと思います。
(おなじく通天閣に上ったことがない人も多数)
ちなみにちなみに、松竹新喜劇もありますので、新喜劇=吉本新喜劇ではないことをご留意ください。
芸能の歴史をひもとけば、道頓堀で文楽の劇場が立ち上がって、みなさん名前は聞いたことがある近松門左衛門が活躍して……などなどありますが、
今回はそこまで深掘りはいたしません。
話が戻って、お笑い文化の実は、ですよね。
先ほどあげた、『吉本新喜劇』を見ていることで、
お笑いの基礎みたいなものは、知らず知らずのうちにたたき込まれます。
ボケとツッコミのようなテクニックのみならず、やはり会話のテンポも重要かと思います。
そのへんは、肌感覚なので一朝一夕では身につかないかも、と
他エリアの方としゃべっていて感じることもあります。
もうひとつ大きな違いとして、
関西圏は、関西圏でしかやっていない独自の番組が多い、もあると考えます。
在阪で5つも放送局があって、それぞれの局がそれぞれの番組を作っていて放送しています。
エリアにもよりますが、そこまで放送局がある地方は他にはなくて、
一部の番組はそこが作っているけれど、
かなりの時間は東京の放送局が作った番組をネットして流しているところが多いと思います。
つまり関西の人は東京の番組を見ていない。
(いまでこそTVerがあるので、そのズレは解消されつつあると思いますが)
それはつまりどういうことかというと、
関西制作の番組には、地元(つまり大阪)芸人が出ていることが多くて、
他のエリアに比べると番組内芸人率は高いのではなかろうか。
『探偵ナイトスクープ』も今や全国番組で、出演者も全国各地の方々ですが、
かつては関西芸人が跋扈する、かなりコテコテの関西ローカル番組でした。
なので、テレビの情報に関しては他エリアに比べるとガラパゴス化していると思われます。
『吉本新喜劇』だけじゃなくて、TV番組内の芸人成分がかなり濃いめなことが
関西のお笑いリテラシーを下支えしてのではないでしょうか。
余談になりますが、全国的には知名度はないけど、関西で活躍している芸人はたくさんいてます。
『M-1』の審査員の上沼恵美子さんしかり、海原ともこさんしかり、
関西では知名度120%なんですけどね、という。
そのへんのズレが、関西人=お笑いの図式をより際立たせている気もします。
ちなみにSAVVY本誌でも、お笑い特集を2度ほどやってます。
お笑い特集ってなんやねん。
次は、お笑い成分は控えめに和歌山にバトンを繋ぎます。
「すてきな夜の過ごし方」を教えてください!
それではどうぞよろしくおねがいいたします。
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎 ながさきプレス
https://www.nagasaki-press.com/
広島 Wink
https://wink-jaken.com/
和歌山 もっと和歌山
https://www.agasus.com/
大阪 SAVVY
https://savvy.jp/
京都 ハンケイ500m
https://hankei500.com/
福井 ふーぽ
https://fupo.jp/
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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〈街角リレーエッセイ〉お笑いの聖地!? 実はガラパゴス!?
- #9-3 〈街角リレーエッセイ〉次こそは!と思っていること。
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