連載

〈街角リレーエッセイ〉編集者人生最大のやらかし事件

Wink編集部

広島のタウン情報メディア「Wink」の沖本です。
全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
大阪『SAVVY』の竹村さんから
「いままでの一番の失敗」
というテーマでバトンを受け取りました。

〈街角リレーエッセイ〉大阪の伝統工芸ってなんだ?

関西のすてきをおとどけするウエブ・SAVVY.jpの竹村です。 全国のローカルメディアがエッセイを交換するこの企画。 大阪からお届けします。

エッセイテーマ:いままでの一番の失敗

いやはや、思い出したくもない黒歴史を聞きたがるとは
竹村さんもモノ好きですねぇ(苦笑)。
この業界にいると、データが飛んじゃったとか
印刷ミスがあって刷り直しが発生したとか
写真の撮り忘れで再撮することになったとか
編集者の誰もが一度は経験しているはず。
(…あれ?そうですよね編集者のみなさん?)

もちろん私も上記失敗はしっかりコンプリートしていまして、
とんでもなく怒られた&謝罪した過去が多々あります。
特に印刷に関しては、自社工場で刷っていることもあり
製版(印刷に必要な版を作るための工程)がいかに重要であるかを
もう一度学び直しなさいというお叱りを受け、数日間工場研修へ。
申し訳なくて情けなくて悔しくて…
いろんな感情が交差しながら製本作業したのを思い出しました。
初心忘るべからず、ですね。

さて、そんな数々のミスをしまくってきた私ですが、
なかでも最もヤバいやらかし事件…
もう時効なのでここで白状しましょう。
題して「取材場所間違えちゃったどうしようinグアム」!

プライベート旅行ではないです、れっきとした取材です!
はるか昔、国内の旅行会社からの広告案件で
「グアムで楽しんでいる様子を雑誌で紹介してほしい」という
有難い依頼をいただいたことがありまして。
2泊3日のグアム旅行記として取材・掲載しました。

グアムでの取材先は指定されていたものの、
すべての手配を自らやらなければならなかったので
英語に大苦戦しながら現地スタッフとメールでやりとり。
なんとかうまくアポが取れ、無事グアムにも到着し、
順調に進むものだと信じていたのですが…
1軒目の取材場所に行くと「そんな話は聞いていない」と。
スマホなんて存在すらしていない当時、
カタコトの英語しか喋れず電話もつながらず、
持っているのは出力した紙のメール画面とMAPのみ。
完全に、詰んだ。
血の気が引くとはまさにこのことだなと、
不思議と冷静に納得したのを記憶しています。

まさかこんなことになるとは思ってもいなかった、取材前夜の楽しい食事。この見事な浮かれっぷりが、仕事の神様を怒らせたのでしょう…(涙)。

どうやら同じ名前の違う店に来てしまっていた模様。
普段ならすぐ対応、となりますが、ここは異国の地・グアム。
「わたしミステイク!本当はこの場所に、want to go!!」と
焦りのルー語を連発しながら、ほぼジェスチャーと熱量だけで
必死に伝えることしかできませんでした…のに!
私の絶望的な様子を察してか、間違って行ってしまった店の
スタッフさんがなんと取材場所まで車で送ってくれ、
その取材先でも英語で事情を説明してくださり、
なんとか、本当になんとか、事なきを得たのです。
グアムの人って、なんて優しいんだ…!!!
全然関係ないのに巻き込んでしまったあの時のスタッフさん、
ありがとう、そして心よりお詫び申し上げます。

すったもんだあった後、取材先で撮影した写真。安堵の一枚です(笑)。

いやー、長く働いているといろんなことがありますね。
このエッセイによって当時の苦い思い出が蘇りました。
小学二年生の娘がいま英語を習っているのですが
私も一緒に行こうかなと改めて考え始めた今日この頃です(笑)。
次回は、京都にバトンを渡します。
さぁ、ともに黒歴史を振り返りましょう!
お題は「今だから言える、私の懺悔」でお願いしまーす!
 

街角リレーエッセイ 参加メディア

長崎 ながさきプレス
https://www.nagasaki-press.com/

広島 Wink
https://wink-jaken.com/

和歌山 もっと和歌山
https://www.agasus.com/

大阪 SAVVY
https://savvy.jp/

京都 ハンケイ500m
https://hankei500.com/

福井 ふーぽ
https://fupo.jp/

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。

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