連載
〈街角リレーエッセイ〉おもしろ“いけず”話。
こんにちは。
京都のフリーマガジン『ハンケイ500m』編集長の円城です。
〈街角リレーエッセイ〉「すてきなふくいびと」
全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。 福井からは、ローカルライフマガジン『月刊fu』、ポータルサイト『ふーぽ』の川端がお届けします。
エッセイテーマ:おもしろ“いけず”話。
ついに・・・
このテーマが来てしまいましたか……。
京都となると、必ず思い浮かぶ「いけず」というワード。
これについて……ですね。
みなさん、「いけず」って言葉を聞いたとき、
そんなつもりはないのに、
「いけず」になるってことを
想像してみてください。
京都で小さな店を営む店主が、
すごく変わりものの場合、
往々にして、そんな奇妙な
「いけず」に見えることが起こるんです。
たとえば、この民家のようなカフェ。
チタチタ喫茶。
3回に渡って引っ越しを繰り返し、
最終、一見さんが行き着けない場所に
移転してしまった……。
本当に、辿り着けないんですよ。
Googleマップで見てもなかなかわからない。
これが京都のすごいとこです。
なぜこんな場所にあるのか。
その理由は、店主の極度の人見知りにあります。
だから、できるだけ知ってる人にだけ
来て欲しいそうです……。
一度、こんなことがありました。
日曜の朝、とてつもなく美味しいモーニングセットを
私を含め、数名の客が食べていたところ
一見さんがふらっとやってきた。
異様な雰囲気を察した一見さんは
「入っていいですか?」と店主に声をかけました。
すると、店主は
「あ、貸切なんです」と一言。
居合わせた客は全員で、
即興で貸切ムードを漂わせ
見ず知らずの客同士で
ニコニコと笑顔を交わして見せたり
なんだか、小劇場のエキストラのような
さりげない雰囲気を作り出しました。
一見さんがあきらめて帰ったあと
一同が「ふーーーーっ」とため息をつき
またモーニングセットを食べたという。
そんなおかしな話。
こんなことは
ある人にとっては「いけず」に映るかも
しれません。
しかし、いろんな人が世の中にはたくさんいます。
私は、毎回、京都にあるたくさんのバス停から1つを選び
それを拠点に半径500mを探索し、
多様な価値観で幸せに暮らす人を見つけて取材しています。
ものすごく多くの ユニークで素敵な人は
京都でもしかしたら「いけず」に見えそうな
恥ずかしがり屋さんなのかもしれません。
次回「大阪?の最高」
で、お願いしたいと思います。
写真/ハンケイ500m編集部
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎 ながさきプレス
https://www.nagasaki-press.com/
広島 Wink
https://wink-jaken.com/
和歌山 もっと和歌山
https://www.agasus.com/
大阪 SAVVY
https://savvy.jp/
京都 ハンケイ500m
https://hankei500.com/
福井 ふーぽ
https://fupo.jp/
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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