連載
山口県の天然記念物に指定されている洞窟を探検!

こんにちは!
Wink Mateのひろみです。
芸術品のような岩、先の見えない漆黒の闇…。
先日、自然の美しさと壮大さに触れる体験をしてきました!
子どもの頃のワクワク、ドキドキを大人になっても楽しみたい!
そんな好奇心を抑えられない私が友人家族と一緒に向かったのは、山口県美祢市にあり、天然記念物に指定されている『景清洞』です。

秋吉台の三大洞窟『秋芳洞』『大正洞』『景清洞』のうちの一つで、約1000年前に発見された長さ1.5kmの鍾乳洞です。
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武士・大庭景清(平景清という説もあり)が身を潜めたという伝説から、「景清洞(かげきよどう)」と名付けられたそう。
入口から約700mはバリアフリーで、車椅子でも進める平坦な「一般観光コース」、その先の約400mは照明のない真っ暗な洞内を歩く「探検コース」になっています。

どんな場所かな?
そんなに暗いのかな?
ガイドもなしに行けるの?
そんな不安を抱えながら洞窟探検に挑むことに!
場所は『秋吉台リフレッシュパーク』内で駐車場周辺には温泉や遊具があり、ほのぼのとした雰囲気。
そこから徒歩3分ほどで洞窟の入り口が見えてきました。

受付で入洞料を払い、ヘルメット・ライト・長靴を貸してもらいました。
本格的な装備に気が引き締まります。

入り口の手前から冷たい空気が流れてきます。
洞内は年中通して一定の温度(約17℃)に保たれているからひんやりと涼しい!
この時は他にお客さんがいなかったので、静まり返った洞窟を私たちだけで進んでいきます。
しばらくは整備された道や照明がある空間が続きました。

道幅が狭いため壁や岩がすぐ触れる距離にあり、カエル、コウモリ、カニといった生物、サンゴなどの化石も間近で観察することができます。
しばらくすると「観光コース終わり」「探検コースはじまり」の看板が。
ここからは照明はもちろん、舗装された道も一切ありません。
人口設備がない自然のままの洞窟を探検していきます。



ライトは5つありましたが、それでも少し先は闇に閉ざされています。
ライトを消すと自分の手も見えません。
足元や岩は地下水でぬれていて、天井が低い場所もありました。
かご穴や泥穴など、危険な場所には入らないように注意しながら進んでいきます。

暗闇の中で身を潜めていたとされる平家の武士・大庭景清に思いをはせながら、やっと終点までたどり着きました!

帰り道は余裕が出てきて、昔の人たちが残した壁書を探したり、化石を観察したり、分かれ道を進んだりと、自由に探検を楽しむことができました。

自然が創り出した、壮大なアトラクション。
想像を超えてはるかに楽しかった!

約3億年の歴史を誇る神秘的な洞窟『景清洞』の「探検コース」。
皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね♪

Wink Mate/ひろみ
INFORMATION
景清洞
- 住所
- 山口県美祢市美東町赤3108
- 公式サイト
- https://karusuto.com/spot/kagekiyodo/
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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