連載
ちょっと目線を変えて。鞆の浦・田尻町へ建築をめぐる旅へ
こんにちは、Wink Mateのぱーこです。
突然ですが、みなさん旅は好きですか?
今日は〝建築を見るプチ旅行〟をレポートしたいと思います! というのも、先日、福山駅近くのキッチン付きシェアスペース『imanoma』で、「建築ツーリズムマップ」なるものを発見…! ふむふむと読んでいると、『imanoma』を手掛けた『大和建設』が発行している、福山市近郊の建物を紹介したマップとのこと。
こんなにあるんだ!近いところも結構ある!との驚きから、「よし!巡ってみよう!」と、福山市街→鞆の浦方面で日帰りプランを独自に立て、プチ旅に行ってきました。
まずは鞆の浦へと向かいます。
はじめに訪れたのは『福山市役所 鞆支所』。
鞆の浦の中心市街地入り口に位置する、存在感のある建物。車で通る時は「なんだろう?」と見ていたのですが、まさかの市役所! 用事がなくても入っていいのかな?と思っていたら、3階の展望デッキ(9:00~17:00 ※土・日・祝は~19:00、12/29~1/3は利用不可)は自由に出入りでき、鞆の浦の海を一望できるスポットになっていました。青い海が広がる風景はやはり見事!
次は、市街地に建つ『鞆の津ミュージアム』。
築150年のしょうゆ蔵を再生・活用したミュージアム。こちらで出版されている本を読んだことがあり、とても気になっていました。
が、この日は展示入れ替えにつき、残念なことに休館中…! でも、立ち姿からしてかっこいい…! きっと中もすてきなんだろうなと、再訪を誓いました。せっかくなので町を散策。スイーツもいただき、心が満たされました。
3つ目の訪問先は、鞆未来トンネルのちょっと手前。インダストリアルな雰囲気漂う鞆工業団地の中にある、鍛造や機械設計などをされている『三暁(さんぎょう)』のギャラリー『santo』です。
細い入り口をくぐった先に、ぱっと広がる半屋外の空間。奥には『三暁』プロデュース製品のギャラリー&ショップが。屋内と屋外を仕切る壁は全面ガラスになっていて、空間全体にかかる木の屋根が浮いているように感じます。
店内は外の雰囲気とは全く異なる別世界が広がっていました。写真ではなかなか伝わらないので、ぜひ実際に行って体感してほしいです…! ドリンクが注文でき、当日受付OKのワークショップやたき火体験などもあったので、また時間のある時に再訪したいと思います!
さらに海沿いに車を走らせ、田尻町方面へ。
4つ目に訪れたのは、田尻町にあるギャラリー『ここち Comfort Gallery 器』。ここのギャラリーの名前をチラシでよく見かけていたのですが、実は初めての訪問。
個性的な見た目ですが、周囲の風景に溶け込んでいて、一回通り過ぎてしまったほど。この時は、ボタンアクセサリーの展示と販売が行われていました。ギャラリーというと、光をシャットアウトするイメージでしたが、明るく太陽光が差し込む空間に、ほっと肩の力が抜けました。
内装は木材で造られていて、温かい雰囲気。出展者の方もオーナーさんも気さくに話しかけてくださり、思いがけず楽しい時間を過ごせました。
そして福山市街方面へ戻り、最後は『imanoma』で一服。通りの緑を眺めて、とても清々しい気持ちになりました。
夕方には学校帰りの子ども達があいさつして通り過ぎる様子が見られ、この場所の日常に混ぜてもらっている感じがとても好きです。ワンドリンク注文で電源やWi-fiも使えるので、仕事の場所としても日頃からお世話になっています。日替わりでカフェがオープンしたり、ワークショップが開かれたり。何度でも行きたくなる場所です。
〝建物を見るプチ旅行〟はこれにて終了。
みなさんも建物巡りしてみてくださいね!
Wink Mate/ぱーこ
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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