特集
初夏の風物詩を楽しもう

あじさい・ホタル観賞に、果物狩りも!
梅雨の時期は、天候が悪くじめじめとして気分も下がりがち。そこで、この季節ならではの景色や旬の果物を堪能して、晴れやかな気分になれるスポットを紹介! あじさいやホタルの名所、果物狩りができる農園を訪れて、6月を思う存分楽しもう。
初登場の「アジサイとタチアオイの丘」に注目!
Flower village 花夢の里
今年が初開催となる、あじさいとタチアオイが同時に見られるイベント。 6/11~7/10の開園期間中は、約25,000㎡の敷地内全体に115品種3,500株のあじさいが咲き誇る。 爽やかな青色や白色のあじさいと、パステルカラーのタチアオイが魅せる花景色を楽しんで。
〝あじさい寺〟や日本庭園で風情ある景色を楽しむ
観音寺
広島県内で「あじさい寺」と名高い臨済宗の禅寺。 境内には、ガクアジサイや西洋アジサイなど、世界各国のあじさい約400品種5,000株が咲く光景が広がる。 また、6/5~8/31には、多数の風鈴が飾られる「風鈴祭り」が開催されるので、澄み渡る音色と共に堪能したい。
神宮寺
境内には、所狭しと植えられた80品種3,000株ものあじさいが咲き、季節の訪れを存分に感じられる。 花の見頃に合わせて、盛り花の体験会やバザーなどの催しも行われる予定なので、チェックしよう。 また、栗柄町で発掘された土器などを展示した資料館にも寄ってみて。
福泉坊
平清盛の甥にあたる平通盛と、その側室・小宰相局の菩提寺。 樹齢約300年の立派なしだれ桜の名所として知られるが、実はさまざまな品種の4,000株のあじさいが見られる場所でもある。 青や白に色づく100株20種のヤマアジサイなどが咲き誇り、寺院を訪れる人々を出迎える。
三景園
広島県の豊かな山・里・海という3つの自然風景を表現した庭園に、100品種1万株のあじさいが色を添える。 6/10~7/3には、写真教室や梅のもぎとり体験などが行われる「花まつり」を開催。 同時季に咲くハナショウブも一緒に眺めて、初夏の訪れを感じよう。
名勝 縮景園
広島市の中心部にいながら、ゆったりとあじさい散策が楽しめる、名勝指定の日本庭園。 美術館前の芝生広場を中心に、約200株のあじさいが開花する。 広島藩主の別邸の庭として造られた、歴史ある庭の中で、かれんなあじさいを見ながら優雅なひとときを過ごして。
フルーツを思う存分食べつくそう!
平田観光農園
多種の果物を栽培する人気観光農園。 ここで摘み取れるのは、甘くて食べ応えのある〈レッドグローリー〉、果汁たっぷりの〈高砂〉といった4品種だ。 果物狩り以外にも、動物とふれあえたりアウトドア体験ができたりと、楽しみ要素がたっぷりなので一日中遊べる!
果実の森公園
収穫時期の異なる6品種が実るこちらは、果樹園での摘み取り体験コースを用意。 お土産用に欲しい分だけ収穫したら、量り売りで持ち帰ることができる。 また、直売所にずらりと並ぶ、農園産フルーツや三原のお土産、地元飲食店の人気商品もゲットしたい。
豊平どんぐり農園
大粒の〈チャンドラー〉、ジューシーな〈オニール〉、糖度が高く風味が良い〈バルドウィン〉など、7品種を栽培する。 同じ時期に数種類が実るので、食べ比べて味の違いを感じてみて。 また、農園で採れたフルーツを使ったスムージーやジェラートも見逃せない。
河野園芸
尾道を中心とした、周辺の飲食店にフルーツを卸しているこちら。 小粒で甘みの強い〈ホームベル〉と、酸味と甘みのバランスが良い〈ブルーシャワー〉の2品種の食べ放題が楽しめる。 また、持ち帰り分が〝パックに詰め放題〟というのもうれしいポイント。
里山の自然を学ぶ交流施設がオープン!
里山里海交流館しんぴお
備中川沿いにある古民家レストラン『北房ほたる庵』の敷地内に、今年オープンした体験交流施設。 注目は、日本初導入となるVR機器を駆使して、備中川のホタルが目の前にいるような臨場感あふれる立体映像が見られるコーナーだ。 時季や天候を問わず、いつでもホタルに会える!
服部川
福山市随一のホタルスポット。 『服部交流館』を起点とした服部川の上流約2km、下流約1kmの広範囲にわたって、ゲンジボタルとヘイケボタルが生息する。 交流館の東側に新設されたビオトープでは、昨年放流された500匹が舞い踊る姿を見ることができるかも。
ホタルの里 志和堀
名称に「ホタル」と付く橋があったり、マンホールのふたにホタルが描かれていたりと、ホタルを愛し守っている志和堀地域。 半川沿いの約1.5kmのエリアで、ゲンジボタルやヘイケボタルが優雅に飛び交う。 かやぶき屋根の古民家をバックに眺めるのも風流だ。
湯来温泉ホタルロード
こちらは打尾谷川を上流に向かって30分ほど歩くコースで、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種類が生息。 また、地元ガイドが隠れスポットに案内してくれる予約制の自転車ツアー(4,000円)もある。 温泉でホタル観賞の前後にリフレッシュするのも◎。
三段峡
太田川の源流域である三段峡は、川底が見えるほどの清流。 正面口周辺の橋から観察するのがオススメで、光る間隔が長いゲンジボタルが薄緑色の美しい光跡を漂わせる。 日中は、ウォーターアクティビティーや、国の特別名勝・三段峡の散策を楽しむのもいい。
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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