特集

【よりみちレポ】星野リゾート『リゾナーレ下関』が予想以上に凄かった!

Wink 編集長

話題のスポットやニュースなグルメを求めて、編集部が気になる場所へ〝よりみち〟するこの企画。今回は、12月11日に開業する注目の宿泊施設『リゾナーレ下関』へ! 内覧会に参加した編集部の正直レポを、お届けします♡

リゾナーレ下関

12月11日、あの星野リゾートから、海峡のデザイナーズホテル『リゾナーレ下関』が誕生!  さまざまなブランドを展開している星野リゾートですが、〈リゾナーレ〉ブランドとしては九州・中四国エリア初の開業となります。広島市中心部から車で約2時間半と、足を運びやすい距離感ゆえ注目度も非常に高い!  ということで、よりみち(というほど近くはないけれど笑)してきましたー!

見よ! この美しき外観を! まず最初に断っておきますが、魚眼レンズで撮ったわけではありません。じゃあなんで建物がちょっと曲がっているように見えるのかって? そう、これこそ『リゾナーレ下関』の象徴的姿であり、こだわりなんです! 関門海峡を目の前に臨む絶好のロケーションに建つこのホテルには、海の波や名産であるフグをイメージさせる〝曲線〟が多く採用されています。建物はもちろん、内装、インテリア、さりげなく置いてあるオブジェにも丸みを帯びたデザインが使われており、どことなくふんわりと柔らかな印象を受けます。

1階のロビーフロアもこちらの通り。壁がフグの模様になっていて、とっても可愛い…♡ ちなみにここでは、山口県の歴史や海に関する約500冊の本を自由に読むことができます。さらにスイーツなどのカフェメニューを楽しめる「Books&Cafe」と、この地らしいグッズを購入できるショップも併設されていて…ちょっと待って、まだ客室に入っていないのに、すでにものすごく楽しいじゃないですか!

1階でのんびりくつろぎたい気持ちを抑え(プライベートで行ったらきっと3時間は1階に滞在している…!)、今回の内覧会で案内していただいたのは11階フロア。細かいですが、エレベーターのちょっとした表記まで、いちいち素敵で思わず写真をぱちり。フグの種類って実はとっても多くて、このホテルを手がけた建築デザイナーさんは「多種多様なフグをどう建物に表現するか考えるために、すぐ近くにある『海響館』へ何度も足を運んだ」と言われていました。なるほど、随所にちりばめられている〝フグ感〟は、そんなインスピレーションが生かされてのことだったんですね!

そしていよいよ客室へ…。「海峡カバナスイート」がこちら!

すっ、砂浜…!? えーっと…ここは室内で合っていますよね? まるでプライベートビーチにいるかのようなリビング空間は、リゾートの浜辺にしつらえられる〝カバナ〟をイメージされたそう。いやー、さすが星野リゾートさん、やることが大胆だ!!

この客室だけでなく、すべての部屋から関門海峡の景色を楽しめるというのも魅力。目の前で行き交う船舶を眺めているだけで、なんだかとても贅沢な時間を過ごしているような気分になります。さらに壁やインテリアは、海の色と同じくエメラルドグリーンが基調。色鮮やかなのに落ち着きも感じられる絶妙なカラーコーディネートが、個人的にめちゃくちゃツボでした!

続いてダイニングへ。館内には2つのダイニングがあり、こちらは下関名物であるフグをイタリア料理のフルコースで提供してくれる『OTTO SETTE SHIMONOSEKI』。前菜からメインまでのメニューすべてにフグが使用されており、身の厚みによって変化する食感や素材本来の旨みを、余すことなく味わい尽くせます。

そしてこちらがビュッフェ形式の『PUKU PUKU』。夕食は、唐揚げやブイヤベースといった種類豊富なフグ料理ほか、海藻で包んで焼き上げたローストビーフなどを提供。朝食では、フグ出汁と味わう瓦そばや、柑橘を使用したフレンチトーストが並びます。なかには、自由にスイーツの盛り付けができるパティシエ体験スペースも! これなら小さな子も一緒に楽しめそうですね☆(しかも子どもサイズのコック服まで用意してある!親御さんはシャッターチャンス!)

子連れが楽しめると言えばコレ!

屋内プール! ちょっともぉ可愛すぎませんか!? ここでもフグ推しのいきいきとしたデザインに、心惹かれちゃいます♡ 安心して入れる浅いプール、水の流れを利用して遊べる豊富な遊具…子どもは飽きることなく永遠にはしゃぎ続けるんじゃないかと、親である私は恐怖すら感じています(笑)。外に飛び出した全長約30メートルのウォータースライダーもあるんですが、なんと関門海峡の潮流と同じ時速約18km! プールにいながら海峡を感じられるという、説明されないと誰も気付かないようなところにまでこだわっているのです…! こういう遊び心がエッセンスとして加わっているのも、星野リゾートならではですねぇ。

屋内プールも良いですが、大人の皆さんは一歩外に出て、インフィニティプールへぜひ! 水面が海と一体になるような設計で、関門海峡の景色と溶け合うその空間はまさに非日常そのもの。関門橋に対岸の門司港、すぐそばを通るコンテナ船といった、人の営みと自然が融合したダイナミックな眺望を堪能しましょう。

砂浜のようになった「ふぐビーチ」、寝そべってくつろげるソファなどを備えた「なみなみテラス」と、屋外エリアも抜かりなし。老若男女問わず、思い思いのひとときが過ごせる空間づくりをされていて、本当にお見事のひと言に尽きます! 内覧会が終わり帰る頃には「さぁいつ泊まりに来ようか?」と、本気でスケジュールを調整する私なのでした(笑)。

海響館に唐戸市場、アミューズメントパークも徒歩圏内にある『リゾナーレ下関』。新たなおでかけ先の候補として、広島の皆さまに全力推薦しますー!

内覧会のひとコマ。中身はお酒…かと思いきやオリジナルクッキー!振る舞い酒ならぬ、振る舞いクッキーというユニークな演出まで、さすが星野リゾート!でした♡

INFORMATION

リゾナーレ下関

住所
山口県下関市あるかぽーと4-1
電話番号
050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
営業時間
チェックイン15:00、チェックアウト12:00
料金
1泊1人21,000円~(2名1室利用の場合、食事別)
公式HP
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareshimonoseki/

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。そのため、予告なく記載されている事項が変更される場合がありますので、予めご了承ください。

PageTop