佐木島の夕日と冬の絶景巡り
観光地化されていないのどかな島では、冒険気分で自分だけの絶景スポットを探してみるのがおすすめ。景色やグルメを堪能したら、港近くのバルで夜の三原を楽しんで。
三原市・佐木島
島民の温かな人柄に触れ
マイペースに巡る島旅
三原港からフェリーで約25分。瀬戸内海に浮かぶ佐木島は、周囲12キロほどの小さな島。青い海と空、多島美が織りなす絶景を求めて車でドライブするのはもちろん、サイクリングにもおすすめだ。島のいたる所に広がる柑橘畑、登山ルート、八十八カ所お大師めぐりなど、この島ならではの過ごし方が豊富なのも魅力。島旅のクライマックスは、約400mの白浜が続く長浜海岸で赤橙色の夕日を眺めよう。
島で獲れた柑橘で作る『果遊工房』のジャム。三原港の売店や空の駅などで購入できる。
多彩な柑橘を栽培。
島の活性化に取り組む「鷺島みかんじまプロジェクト」の一環として飼育されている2頭の羊。
佐木島のみかんを使った大福。『鷺邸』で提供予定。
美しい弧を描く長浜海岸。
『鷺邸』入口の海岸から眺める夕日。
島時間 「鷺邸」(さぎてい)
島のお母さん特製!
地元食材のおいしいごはん
島のお母さんとして親しまれている白須克子さんが、空き家になっていた実家を活用して始めた宿&カフェは島内外の人が集う憩いの場。ランチプレート(1,200円)には、レモンの葉で鶏ミンチを包んで蒸したレモンバーグ、島でとれたひじきの煮物、庭のハーブで作ったドレッシングなど、手作りのおいしさが詰め込まれている。1棟貸しの宿泊空間も思わず「ただいま!」と言いたくなる懐かしい雰囲気で、のんびり島時間を過ごすのにピッタリ。
店主の白須克子さんと相棒の平木多鶴子さん。島の楽しみ方やおすすめスポットも教えてくれる。
ランチには食後のデザートとドリンクが付く。この日は大きな栗の渋皮煮を添えた抹茶のシフォンケーキ。
知人の家に招かれたようにくつろげる飲食スペースはカフェ利用もOK(要予約)。ケーキセット350円。
- 住所
- 三原市鷺浦町須波113
- 電話番号
- 080-5622-9220(白須氏)
- 営業時間
- 11:00~15:00 ※2日前までに要予約
- 宿泊
- 1泊1人3,000円~ ※前日までに要予約
- 定休日
- 年末年始、ほか不定休
- 駐車場
- 3台
MINATOMACHI BAL FRANKY(フランキー)
熱々のピザとワインで乾杯
三原港近くにあるバルの自慢は、専用のオーブンを使い高温で焼き上げるピザ。神明鶏やタコ、カキなど地元産の食材を使った料理は、アテ系からガッツリ系まで充実。赤・白・泡と豊富にそろうワインと合わせて大人の夜を味わうのもいいかも。
大葉のマルゲリータ1,100円、魚介のパエリア1,595円、広島県産カキのアヒージョ880円。
- 住所
- 三原市港町1-6-16 マルヨシビル1F
- 電話番号
- 0848-63-0207
- 営業時間
- 17:30~24:00(L.O.23:30)
- 定休日
- 日、12/31~1/3
- 駐車場
- なし
佐木島MAP
●リトリートプラン例●
11:00
フェリーで佐木島へ到着
12:00
『鷺邸』でランチ
14:00
のんびりと島めぐり
16:30
長浜海岸で夕日を眺める
17:30
フェリーで三原へ到着
18:00
『FRANKY』で夕食